御主人女将紹介

連載決定
女将の繁盛記

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vol.7 平成11年1月11日 無事女児誕生

長い長ーい、つわりの妊娠が終わり待ちに待った私似!?の可愛い女の子が産まれたのはなんと”1”並びのその日平成11年1月11日でした。
上の子2人共、予定日より2週間〜3週間早く産まれていたので、今回もだろうと言われて年末からまだかまだかと言っていたので、こうなったら産むぞ!産んでやる!と冗談まじりのような、なんと11.1.11
何より良かったのは、その日だけ予約がなく、夫もめずらしくその日は出かけずにいたのでした。近所の人や実家の両親そして主人には、いつ産まれるか?とずい分催促され、インターネットで御予約のお客様にも御心配をかけ、空室の問い合わせの他にかならず「産まれたんですか?」と聞かれました。
はい!ようやく産まれました。

さて、本当はこの誕生報告には主人がするはずだったのでは…。やっぱりダメでした。 前回の変な川柳が最初で最後だったみたい。

主人は今回の出産に立ち会いをしました。それを書いて欲しいみたいで、良い夫だろうといいたいのか、良い父親だと言いたいのか…。なら、自分で書いて欲しいわねという感じ。

では、陣痛当日の日のこと、その日は定期検診の日。先生から「ハイ、今日には産まれるョ。すぐに入院どうぞ」と言われるも、あまりにも急なことでピンとこない。ひさしぶりのことなので、これがこの痛みが陣痛なのかという感じ。確かに少しづつ腰のあたりが痛いかな、お腹もはるかなという具合だが…。
次の日からは予約が入っているし、子供のこともあるので一度帰宅することにする。ところが、丁度昼時主人はラーメンが食べたいとラーメン屋に入る。これから産むんだからと私にも食べろと言う。もともとつわりの私、食べられるはずもない。主人は私の分まで食べる。早く食べればいいのに、のんびりタバコなんてふかしている。

その後長男と保育所に、長女を小学校にむかえに行き、実家の母に頼みに行き、ようやく病院へ行くことにする。間隔が短くなっているような…。道路が凍っているからノロノロ。主人はブレーキのきき具合なんてブレーキをやたら踏む。
その度に産まれそう!!って、でも夫は信じらんないんだろうな、私だって信じらんないもの。
”きわめつけ”、主人は、本当に今日中に産んでョ、明日から忙しいんだから・・・と。あぁ、何が何でも産まなくちゃ。

病院到着、診察台へ、あとはそのまま”全開”ですって。立ち会いをどうするか迷っていた私も夫も、助産婦さんや先生に言われるままに立ち会いを!!とお願いするも、夫は病室にいない。車でひと休み、信じらんない本当の話。もう間に合わないところだった、さぁ産まれますョという瞬間、主人はマスクに帽子、エプロンをして入室。

あっという間の出来、おぎゃー、3272gの女の子でした。超安産、モタモタしてたら車中の出産になったはず。小さい小さいお腹だと言われていたが、なんと3kgもこえていた。髪の毛も長くまっくろ、まるまるとした顔、本当に食べたい位にかわいい。

今、私は、つわりから脱出して食べまくっている。また太らぬようにとは思っているが…。まもなく仕事に復帰予定、今は授乳とおムツかえにあけくれている。
あーなんと幸せなひとときだろう。

では皆様インフルエンザにはご注意を!!
わが家では、手洗い、うがいをしなければ赤ちゃんには触れられません…。
これは夫が決めました。

PS.
名前は真咲(まさき)といいます。

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深山荘