磐梯熱海温泉/貸切温泉の宿
深山荘
好評連載
女将の繁盛記
突然パート2


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vol.16 ”2002年へのカウントダウンですね。”

深山荘の一年は大雪の正月からはじまり、この師走、忘年会プランの3週間でしめくくり。 飲み放題のお客様も、私も、よくぞもちました。
そしてやはりドカ雪。 一夜にして道路が無いんですから…。
車のタイヤがうまり脱出不可能。 子供達はそんな日も休まず学校へ。 実家の父の軽トラは大活躍でした。
1m近くなる屋根の雪を降ろし、それを運ぶこと3日、ついに除雪車登場!ありがたや―――。 なんといっても機械にはかなわない。 あっという間にダンプにつけていってくれた。
体中の痛みといったら…、運動不足なのかともいえるけど、もう勘弁してという感じ。

さて、館内、X'masを一変して正月に模様がえ、そして大掃除です。 床には顔が写ります。
生花、先生がいらして生けていただき、素晴らしくなりました。
X'masのリースからしめ縄のお飾りに、そして今日は鏡餅をまるめました。 今時、古風でしょう。 私は小さい時から28日には餅をつくという行事をこなしてきました。 それは嫁にきた今でもしっかりと。 だから雑煮の餅もつきました。 娘や息子にもさせました。 粘土のようにしていましたが、それで充分。 最後には自分専用の餅が完成ですから…。
小さい時祖母が、「餅をまるめる時は“ややちゃん(赤ちゃん)”のほっぺにさわるように、そしてかわいぐかわいぐまるめるんだよ」と言っていた。
やっぱり行事は大切なことだとあらためて思いました。

今日これから深夜まで、主人の仕込みが続くでしょう。 私は横で「ガンバレ―――」のコールを送ります。 それじゃ正月までに間に合わないって…、主人がにらんでおります。 もち私も板場へ入り、包丁を持ちます。 今、1本だけ栄養ドリンク剤を飲んでから…。 24時間たたかえるかもしれないよ。

では最後になりましたが、今年一年ありがとうございました。
また来る年も深山荘を、繁盛記をよろしくお願い致します。

のこりわずかな2001年、元気に頑張ろ―――――!

P.S
この1ヶ月声がしがれており、皆様にはTelでお聞き苦しい声ですみませんでした。
お願い!! Telを切らないで下さい。私ですから。
只今、ハスキーボイスのTokiさんです。
新年には、美声をお聞かせできるよう喉飴をなめ続けます。


皆様、読んでみていかがでしたか?細腕?繁盛記のご意見ご感想をお待ちしております。
miyamaso@lily.ocn.ne.jp

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