パート�W

vol.4 〜 残暑お見舞い申し上げます 〜 二十四節気“処暑”をむかえました。 こんなに暑いと感じた夏はないと言える程、連日の猛暑と熱帯夜。 あまりにも無縁のものが、今年は何と、東京と変わらないじゃな〜い。 しかし、季節は移ろいましたね。 盆を過ぎたら、風はすっかり秋のもの。 鈴虫、コオロギ、マツ虫、秋の虫が、鳴き声を競うようになりました。 そんな中、高校野球も15日間の熱戦に終わりを告げました。 何より、激闘、死闘という言葉がぴったりなのか、 惜敗に悲願という言葉が、連日、新聞紙面の見出しになっていたことか。 終わってみれば、“史上初”駒大苫小牧の4年連続決勝進出でもなく、 甲子園“史上最速”155キロをマークした仙台育英でもなく、 春夏連覇を目指した常葉菊川でもなく、 宇治山田との延長15回引き分け再試合をし、 帝京にサヨナラ勝ちをした公立校佐賀北であった。 逆転満塁本塁打こんなことがあるんだなぁと涙が出た。 打った方もすごいけど、打たれた方を思うと、 自分の息子でもなく、知人の子でもなく、 親戚の子でもない、ただのよその子なんだけど、こんなに涙がでちゃう・・・。 “野球の神様”。わたしにはわからないがきっといるんだろう。 又、来年の夏、深紅の大優勝旗を、どこの学校が手にするのか楽しみにして、 15日間の甲子園連続ドラマに感謝します。 今の私は、野球を闘ったわけではないのに妙にため息が・・・。 秋風はうれしいが、よくない。 やっぱり夏、暑い夏が大好き。 何か変な話しだけど、私も旅館の神様がいると信じ、 コツコツと地道な努力と営業を続け、 史上最大の入り込みを期待し、秋に冬に過したい・・・。 さぁ、気合を入れて・・・。 『○○の秋』。 皆様は、どんな秋に、何をしますか？ 夏の疲れがこれから出てくる頃。 十分、お気を付け下さいませ。